カンジダ皮膚炎は自然に治るのか

カンジダとは、粘膜の常在菌であり、老若男女問わず誰もが保菌している菌で、病原性が弱いのが特徴です。
しかし、中には条件が重なってしまい発病してしまうことがあり、皮膚・粘膜に感染するだけではなく、肺や消化器などの内臓にまで感染することも考えられる病原菌です。
カンジダ・アルビカンスが増殖し、皮膚と粘膜に感染してカンジダ皮膚炎を発症してしまいやすく、発症部位や年齢によってカンジダ性間擦診・乳児皮膚カンジダ症・カンジダ性爪囲爪炎・外陰カンジダ症などに分けられます。
カンジダ皮膚炎は陰股部や指と指の間など、皮膚がこすれやすい部位に発症しやすく、高温・多湿などの環境をはじめ、多汗・不潔などによって菌が増殖しやすい場合も発症リスクを上げてしまいます。
さらに、季節的には雑菌が繁殖しやすい夏季に起こりやすく、誘因としては肥満・妊娠・スキンケア不足・外用ステロイド薬の誤用なども挙げられます。
カンジダ皮膚炎は自然に治るのかという声もクリニックなどで聞かれる質問の1つで、自然と治るケースもあるものの、基本的には再発しやい場合が多く、治療薬でしっかり治すことが重要で、主にカンジダに対して抗菌力のある外用薬が使われていて、難治性・広範囲の皮膚カンジダ症の場合には内服薬を用いて治療を行っています。